プロローグ:VOL.1:健やかな心と体は「朝の習慣」から

 

朝、早くに目が覚める。玄関のサンダルに足を無造作につっこみ、山の向こう側から朝陽が昇ろうとする気配を背中に感じながら、海までまっすぐに続く小道を歩く。

 

まだ誰もいない浜辺。青く広がる海。波打ち際まで行って海を眺める。近くに江ノ島が見える。遠くには富士山がかすんで見える。沖で魚が一匹跳ねた。その飛沫が一瞬、顔を出した太陽の光にきらりと光る。

 

Vol.1

 

毎日の朝の習慣の中で、波がある時にはサーフボードを取りにまた来た小道を引き返す。波がなければモーニングスイムを。あるいは、風が心地よければ海岸線を走ることにしている。

 

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海の近くの生活では、こんな朝が年間を通して習慣になっている。もちろん、雨の日や風の強い朝は何もしないこともあるし、天気がよくても決められた日のゴミ出しだけしかしない朝もある。寒い朝はもちろん泳げないし、あまり上手くない波乗りだってやる気が起こらない。

 

ただ、朝の習慣として絶対に欠かせないものがある。それは朝食。一日のスタートとしての朝の食事がとても大切だと考えている。

 

波乗りの後、あるいは泳いだ後、走った後に摂る朝食は格別だ。食べたものがすぐさま吸収されエネルギーに変わるような満たされた感覚が得られる。だからこそ、朝食に何を食べるかを大切にしたい。

 

一日の充実感はこの朝の習慣にかかっていると言っても言い過ぎではないだろう。しっかり心と体のウォームアップを行い、適切なものをしっかり食べる。これで一日のあり方がほぼ決まる。

 

VOL.2:20-30代男性では約30%、20-30代女性では約20%。朝食を摂らない人が増えている。

 

Breakfast(朝食)。「絶食(fast)を断つ(break)」ことが、文字通り、朝食の役割だ。しかし、最近、この朝食を摂らない男女が増えている。

 

平成24年国民健康・栄養調査(厚生労働省)によると、朝食の欠食率は、男性では20代29%、30代25%、40代19%、女性では20代22%、30代14%、40歳代12%となっているそうだ。若い年代ほど欠食率が高く、20-30代男性では3~4人に1人、20-30代女性では5~7人に1人が朝食を摂っていない傾向にある。

 

朝食抜きは健康にとって大きな影響を与える。

朝食抜きは健康にとって大きな影響を与える。

 

朝食抜きは健康にとって大きな影響を与える。たとえば、カロリー摂取を制限するためにと朝食を抜くことはかえって逆効果だ。

 

これまでの研究(Bettsら、2014年)では、意図的に朝食を抜いた生活を6週間にわたり送らせたところ、体が作り出す熱量が著しく低下したことがわかった。つまり、朝食を食べたほうがより多くの熱を作り出すため、体重管理には効果があると言える。しかも、体温が上昇して体の機能も高まるため、朝から調子がいい。

 

朝食を毎日摂っている人では、そうでない人と比較して、体重が少ない傾向にあり、逆に朝食を摂る習慣のない人は肥満する可能性が高い(Affenitoら、2005年、Songら、2005年、Bazzanoら、2005年)。また、朝食を抜く人では、大腿骨や腰椎の骨密度が低く(Ishimotoら、2013年、Nagataら、2014年)、血圧や悪玉コレステロール値が高い(Sakataら、2001年)などのことから、健康管理上も朝食の重要性は無視できない。

 

このように、朝食を摂るという食習慣は栄養やエネルギー補給の目的だけでなく、健康を守る上でもとても大切なことがわかる。やはり朝からしっかり食べるからこそ、毎日を元気に過ごせる。朝食を軽く見てはいけない。

 

第3話に続く

 


 

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