アイアンマンをやり遂げるとほぼ間違いなく翌日は筋肉痛になる。筋肉痛だけならまだましなほうだ。場合によっては胃腸系に激しくダメージを受け、翌日は何も食べられないことだってありうる。疲労困憊に至り、翌朝はベッドから起き上がれないことだってある。

 

 

それもそのはず。アスリートの体内ではアイアンマンの3種目、スイム・バイク・ランを通じて、ダイナミックでラディカルなさまざまな生理的変化が起こる。

 

心臓の拍動は安静時の数倍の速さに高まり、そこから噴き出る血液は5倍以上のスピードで血管内を赤い激流と化し全身を駆け巡る。

 

長時間にわたり必要なエネルギーを産出するために、有酸素的にエネルギーを作り出す仕組みをもつ細胞内の発電所であるミトコンドリアでは、水素原子から放出された電子が飛び交い、安静時の10倍以上もの酸素を消費する。

 

酸素による「酸化」が連続して起こることによりエネルギーが持続的に供給されるが、このとき2-5%の酸素は活性酸素となり、筋肉の細胞膜を突き破り細胞に甚大なダメージを与える。

 

アイアンマンを完走することは、毎日10時間以上ソファに座り続ける生活を20年間過ごすことに似ているという。その一度の過酷な試練により、体内では20年という年月が一気に進んだ一過性の老化状態になる。

 

つまり、アイアンマンをやり遂げることは、それほど生体に多大なダメージを与え、細胞や遺伝子を傷つけ、構造物質を劣化させて急性に老化を引き起こすほどのことだ。事実、過去にはフィニッシュライン手前で走れなくなるどころか歩くこともままならず這ってフィニッシュしたアスリートもいた。今回もフィニッシュラインを越えたすぐその後に崩れるアスリートも少なくなかった。

 

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アイアンマンを行うことは実は体によくないことなのか!?細胞に不可逆なダメージを与えて老化を来たすだけでなく、寿命までも縮めてしまうものなのだろうか!?もう41回も完走してしまったのだが…。

 

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