本当はアイアンマンなんてやっていると体へのダメージが大きすぎて老けこみやすいのだろうか!?大量に放出される活性酸素で細胞はボロボロになってしまっているのだろうか!?体力を高めるどころか、体に悪いのか!?

 

実際、これまでの調査では、たとえアイアンマンレースの直後であっても、実際には酸化ストレスの増加はそれほど大きくはなく、レース5日後には正常に戻ったことが確認されている(Wagnerら、2010年)。また、レース後のDNAへのダメージも見られなかった。

 

 

これは、レースの負荷は非常に高いものの、継続的なトレーニングによりその負荷をカバーできうるほどの高い抗酸化能力が備わっていると考えられる。事実、アイアンマンを行うアスリートでは、一般と比較して抗酸化能力が優れており、酸化ストレスも低く抑えられる傾向にあるようだ(Knez ら、2007年)。やれやれひと安心…。

 

年齢にかかわらず活き活きと躍動的に見えるアスリートは多い。その印象や容姿は実際の年齢よりずっと若く見えることも多い。自慢ではないが、僕自身も年齢を聞かれて驚かれることがあった。

 

一方で、過酷なトレーニングやレースを長年行ってきた人ほど寿命が長いことも、トライアスロンではないが過去のツール・ド・フランスに出場した選手の寿命や平均年齢を見ると想像できる。

 

ツール・ド・フランスの過去(1930年から1964年)の出場選手834名について寿命との関係を調べた研究(Sanchis-Gomarら、2011年)では、これらの選手の2007年末における生存率をまったく同じ年代の対照となる一般人の生存率と比較したところ、ツール出場選手のほうが17.5%寿命の長いことがわかった。

 

しかも、50%以上の確率で生存している人口の平均年齢は、ツール出場選手の場合で81.5歳であったのが、一般の対象群では73.5歳と、やはりツール出場選手のほうがより高齢まで長生きすることが示されている。

 

四半世紀ほど昔、運動は体に悪いと書かれた本がベストセラーになったと記憶しているが、今ではそれは迷信に過ぎない。しかも、「適度」が一番だが、その適度も大きく基準が変わってきている。

 

アメリカスポーツ医学会の公式声明(2011年)によると、週5回以上、1回30分以上の会話ペースのエクササイズか、週3回以上、1回20分以上の高強度エクササイズが健康維持や疾病予防のために必要とされている。

 

こんなのできっこない、との抗議の声も聞こえてきそうだが、もはや、やるかやらないか。健康のため、充実したライフスタイルのための選択肢はそれほど多くない。

 

アジアパシフィック・米国を中心とした海外商材開発が強みのライフスタイル商材専門ブティックファーム、マーサ・アンド・カンパニーへのお問い合わせはコチラからどうぞ!

コメントを残す