「タイでの生活はスローライフに適しているか?(前半)」の続き

 

現在(2015年5月)の両替レートでは10,000円の両替で約2,600-2,700バーツほど。数年前に比べると為替レートもだいぶ変わりました。また物価も年々上昇中。アルコール、タバコ類も毎年値上げされています。タイの一般的な食堂では25-35バーツ程度で済ませられた昼食も今では35-45バーツ、場所によっては50-60バーツするとこもざらにあります。それでも日本で食べるランチに比べればだいぶ安いのですが、タイの一般市民にしてみれば、かなり大幅な値上げに感じるものです。ガソリンも値上がり、タクシー、トゥクトゥクなど、ただでさえ吹っ掛けられることが多いのに、通常価格もやはり値上がっております。

 

その分一般市民の生活水準が上がっているかというと、どうでしょうか?政府によって最低賃金の底上げはされましたが、短期的な影響として中小企業などでは、社員全体の給料を底上げしなくてはいけなくなり、やむなく閉鎖。賃金の安いラオスやミャンマーなどの外国人をタイ人の代わりに雇わざるを得ない場合や、技術はあっても職が見つからないと言った話も耳にしました。タイは外国企業の工場も多く、賃金上昇、物価上昇や政情不安、洪水の影響など様々な要因によりタイから撤退し、ミャンマーなどの近隣諸国へ移転していくケースも増えているようです。

 

2013年のクーデター以後、政治の混乱から軍が暫定政権に収まり、経済面でも様々な取り組みをしており、景気回復の兆しとも聞きますが、実際はどうなのでしょうか。その辺も機会があれば今後、触れていきたいと思います。

 

話はちょっとそれましたが、そもそもスローライフとは?その名の通り「ゆっくりした生活」と考えてよいでしょう。スピードを重視したライフスタイルに対して、のんびりと豊かな生活を送る。

 

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タイで、スローライフは実現するか?

 

まず、チェンマイを例にしてみます。日本で企業を退職しリタイヤした年配の方がチェンマイには多く在住しております。スローライフが目的なのかは別として、貨幣価値の格差により、年金での生活に適している。暖かい気候。自然が多い。いろいろな理由で誘致され、チェンマイへ移住された方がいると思いますが、海外での生活はそれなりにリスクとストレスがつきものです。少なくとも日常会話程度は現地の言葉を覚えていかないと、とても不自由な思いをします。言葉が通じなくてもジェスチャーや片言の英語でなんとなくやっていけるのも事実ですが、言葉の問題で外出がだんだん億劫になり、部屋に閉じこもって孤立してしまう可能性もあります。

 

特にチェンマイではバンコクに比べ、英語が話せる人が少ないのが現状です。観光で遊びにきて、まともなホテルに宿泊していればほとんど問題ないと思いますが、日常の生活となると、話は別です。言葉の問題も然り、文化、習慣の違いもストレスに感じるでしょう。言葉を覚えると、言葉が解る故のストレスもありますが、日本と同じ感覚で生活している限りはスローライフの実現は難しそうです。

 

日本の常識を持ち込まずに、移住先の文化を尊重し、現地の人と意思の疎通ができるようにすること。これらが海外生活において出来る限りストレスを感じず、豊かな生活を送る「スローライフ」に繋がる第一歩なのではないかなと感じます。

 

タイはスローライフに適した国だとは思いますが、自分なりのライフスタイルを築き上げるのは、それなりの努力が必要なのではないかなと思います。

 

次回はスローライフに続き、タイでも流行り始めたClean Eating(クリーンイーティング)について。

「タイで流行の兆し、Clean Eating(クリーンイーティング)って何だろう?」

 

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